森永おくち研究所

いっしょにまなぶ

だ液について

  • だ液ってなんだろう?
  • だ液のはたらき
  • だ液はどうやったらでるの?

だ液(えき)ってなんだろう?


食べ物をよくかむと出てくる「だ液」。
「つば」や「よだれ」ともよばれていて、
きたないイメージがあるかな?
でも実はみんなにとって、とってもたいせつなものなんです。

だ液のはたらき

だ液にはいろいろなはたらきがあります。

ひとつめは、食べることをたすけるはたらきです。
みんなが食べ物をかんだ後、飲みこみやすくしたり、
「あまい!」「すっぱい!」「にがい!」を
かんじやすくしたりするはたらきがあります。

ふたつめは、むし歯をよぼうするはたらきです。
歯の上にくっついた食べかすやよごれを洗いながして、
むし歯菌(きん)がたべるものをなくします。

それだけでなく、だ液には「歯のもと」が入っていて、
きずついた歯の表面(ひょうめん)をなおしてくれます。
フッ素(そ)がいっしょになると、なおすちからがつよくなります。

みっつめは、口の中をまもるはたらきです。
だ液中の酵素(こうそ)や免疫物質(めんえきぶっしつ)は
外からはいってきた菌をやっつけます。

ねんまく(口の中のやわらかいところ)をまもったり、
傷ついたねんまくをなおしたりすることもできます。

だ液はわたしたちのおくちのために、
たくさんのはたらきをしているんですね!

だ液はどうやったらでるの?

だえきはたべものをかむときにでてきます。

ふだんのごはんだけじゃなく、
おかしを食べているときにもだ液が出ています。
かたい食べ物じゃなくても、よくかんで食べると
だ液がしっかり出ることも覚えておきましょう。

だ液を出すことは、
みんなの大切な歯をまもることにつながります。

いつまでも自分の歯でおかしを食べつづけられるように、
たくさんだ液を出すことを心がけよう!

だ液はとうめいなのに、みんなの血からできているんだよ!

すっぱいものを食べてもだ液が出るよ!

おくちのこと、
もっとくわしく