現在クリエイティブ関連のお仕事をされているHさん。あまり人に言えずにいるむし歯のお悩みがあります。
Hさんのお悩み
子供時代からむし歯だらけ、正しい歯磨きの仕方もわからず、大人になってもむし歯が続き、ようやく最近フロスの素晴らしさに気がつきました。。
会社に近くに歯医者があったから定期健診にいくようになったんです。それでやっとこさ歯磨きに真剣に取り組むように。
でも、でも、でも
それから、がんばって歯磨きしてたのに、またむし歯になったんです。。
しかも親知らずががっつり穴あいてました。。。
もういやです。
そんな私、どうしたらいいんでしょう?
歯医者の先生、教えてください!
そういったお悩み、実は多くの人がもっているんです。
お仕事柄、忙しい日々を過ごされているようですが、ついお口のケアを忘れてしまいがちです。進行したむし歯は放置していても治ることはありません。 定期健診を受けずにむし歯を放置しているとむし歯菌が増殖するため悪化するばかりです。さらに、飲食習慣の乱れによって、あっという間に大きな穴があくことになります。大切なことは、定期的に歯科医院を受診し、むし歯のないお口の状態を保つことです。
大事なことはこの3つ!
朝田先生、小林先生からアドバイスいただいたのは以下の3点です。
①むし歯は自然に治るものではないため治療が必要です。むし歯を放置しているとむし歯菌が増殖するため、口の中全体に悪影響を及ぼす可能性があります。
②むし歯予防で最も大切なことは歯磨き習慣です。食後歯磨きをしなければ、歯の表面には歯垢(デンタルプラーク)が溜まります。歯垢の中には細菌のかたまりが存在し、糖質を栄養源として酸を産生し、歯を溶かしてしまうのです。
③定期健診の重要性を知っておきましょう。むし歯の初期段階では自覚症状が乏しく、気づかないうちに進行してしまいます。早期発見、早期予防が大切になるため、定期的に歯科医院を受診しましょう。
日々のセルフケアを大切に!
しかし、上記の3つを守っていれば必ずむし歯にならないという訳ではありません。日々の継続が何よりも大切です。そして、歯磨きだけでは、約6割の汚れしか落とすことが出来ません。健康な歯を保つためには歯ブラシだけでは不十分なのです。歯と歯の間の汚れを落とすには、デンタルフロスや歯間ブラシを使用すると効果的です。そして、定期的に歯科医院を受診することで、みがき残しが多い場所や歯ブラシの歯面への当て方などをチェックしてもらい、毎日のセルフケアの参考にしてください。